篩機処理 / 浚渫泥土処理・濁泥水処理 / 中性固化処理剤・凝集剤
FA中性固化剤は、泥土・高含水残土・建設汚泥を
少量の使用量で、素早く経済的に中性固化できるので安全で環境にやさいい新しいタイプの固化処理剤です。
FA中性固化剤を用いて処理した改良土は
高い強度を発現し再泥化することなく、さらにセメントや石灰系の処理剤とは異なりアルカリ汚染しないため、埋め立て用土、裏込め材料、高規格堤防など色々な用途にリサイクルできます。
中性固化...固化処理物pHが5.8 ̄8.6の中性領域に入ります。
造粒固化...固化処理した改質土は高いコーン指数を短時間で発現し、土木用埋設土として優れた物性を有しているため、宅地造成、埋立て用土、高規格堤防など色々な用途にリサイクルできます。
凝集固化...泥土の微粒子を74ミクロン以上に凝集固化し、水に浸かっても濁りを出しません。また乾燥しても粉塵の発生がありません。
短時間での固化処理...建設泥土や浚渫残土を短時間に固化することができます。
消臭性...泥土の悪臭を軽減することが可能です。
安全性...有害物質が含まれておらず、急性毒性がなく安全です。
固化物の性状
■用 途
シールド工事の掘削残土処理
推進工事の含水残土処理
基礎工事の含水残土処理
ベントナイト等の廃泥水処理
竣渫工事の含水残土処理
場所打ち杭のスライム処理
その他高含水泥土の処理
1.泥土を専用処理機に投入。
2.泥土に固化剤Aを投入後、約120〜180秒間攪拌混合。
3.粒状化した泥土に固化剤Bを投入後、約10〜20秒間攪拌混合。
4.粒状固化処理後、運搬。
■ 掘削現場 1.汚泥貯槽 2.固化プラントへ汚泥投入 3.固化処理土排出
■ 杭打ち現場 1.原泥管 2.固化プラントへ汚泥投入 3.固化処理土排出
■ 凝集沈殿剤として利用
1.含水比約1.500%の河床汚泥に所定量のA剤を攪拌しながら添加。
2.約2分間攪拌し、凝集効果が見られたところでB剤を所定量添加。
3.約30秒間攪拌した後、静かに放置すると汚泥が凝集されて沈殿する。
■ 固化処理剤として利用
1.含水比約70%の河床汚泥に所定量のA剤を添加して混合する。
2.約5分間混合した後、B剤を所定量添加してさらに混合する。
3.約5分間混合すると、汚泥が造粒固化され、ボロボロに分離する。
■ 固化剤(B剤)添加量による固化状態の変化
脱水後汚泥:含水比約70%。
固化剤(B剤)添加量...5%、10%、15%、20%、25%、30%。
固化剤添加量を増加させるほど、固化物の強度は高くなる。
■ 汚濁水の清澄水化、SSの除去
・土木、建設工事の排水処理
・トンネル、橋脚工事の排水処理
・浚渫工事現場の排水処理
・湖沼、河川、ゴルフ場等の調整池の浄化
・砕石場の排水処理
■ 脱色、SS、BOD、CODの除去
・染色廃水の処理
・水性塗料容器の洗浄水の処理
・顔料廃水の処理
■ 凝集沈殿処理、SS、BOD、COD、有害物質の除去・低減処理
・各種工場廃水処理(研磨廃水、洗浄廃水、メッキ廃水等)
・食品工場、醸造工場廃水処理
・水産廃水、畜産し尿の廃水処理
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